平成最後のお正月に放送された、フジテレビ開局60周年ドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」
ディーン・フジオカ主演で、放送前から話題になっていた3時間の大作ドラマでしたが、ストーリーに引き込まれそんな時間を感じさせないほどの名作ドラマでしたね!
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ディーン・フジオカのファンならば「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」も全話見放題になっていますよ!
ディーンさんにとっては「レミゼ」は「モンテクリスト」に次ぐ名作のオリジナル脚本ドラマ。
こういう作品が似合うのかも。
「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」の見どころと感想
設定が「平成の日本」ということになっていて、ディーン・フジオカさんと井浦新さんがダブル主演になっています。
殺人犯で脱走者、追われる立場のディーン・フジオカさんと、父を殺された被害者家族で刑事役、追う立場の井浦新さんの攻防が見どころです。
原作の「レ・ミゼラブル」ではジャン・バルジャンとジャヴェール警部、そして娘のコゼットの存在が物語の鍵でしたが、この「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」ではその設定がうまく置き換わっています。
最後のネタバレは伏せますが、追われるディーンさんの愛と追う井浦さんの気持ちが徐々に交錯していく経緯も見応えがあります。
ディーンさんと井浦さんはタイプが似ている役者さんだと思いますが、二人ともクールで抑えた演技の中にも感情が込められているので、どちらにも感情移入して見てしまいます。
共演キャストについて
他の共演キャストには、吉沢亮、村上虹郎、山本美月、長谷川京子、香里奈、奥田瑛二、など豪華な俳優が出演しています。
少年時代を演じた吉沢亮や村上虹郎もとても良かったし、シングルマザー役の山本美月も好演でした。
悪役を演じた長谷川京子は、最初誰か分からないほどイメージが違ってましたがハマり役。
香里奈、奥田瑛二は安定ですね。
施設の園長役の奥田瑛二は、さすがの存在感でドラマを引き締めていました。
「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」あらすじ
【第1幕】平成3年~の神戸。
殺人犯の少年が刑務所から脱走したニュースが駆け巡る。
2年前、17歳の馬場純(吉沢亮)が正当防衛の末、あやめてしまった相手は母(富田靖子)を騙して全財産を巻き上げた男・斎藤太(寺脇康文)。
刑事罰となり、少年刑務所に入れられてしまう。
ある日、弟が危篤であることを聞かされ脱走。だが弟はすでに死亡し・・・。
絶望の淵で自殺しかけたところ、自立支援施設「徳田育成園」を営む徳田浩章(奥田瑛二)に助けられ、身分を隠して育成園で暮らし始める。
そこで弁護士を目指す少年・渡辺拓海(村上虹郎)と出会う・・・。
もう1人の主人公は斎藤の一人息子・斎藤涼介(清水尋也)。
悪徳な両親と縁を切っていたものの、父親が殺された理由が投資詐欺を働いたせいだと世間に知られ、被害者遺族のはずがまるで加害者家族の様な報道被害にあってしまう。
そんな中おきた阪神・淡路大震災。
未曾有の大震災が2人の少年の運命を大きく変えることに・・・。【第2幕】平成16年の東京。
【第3幕】平成30年の福島が舞台。
2人の主人公の再会と、阪神大震災で決定的に変わった運命のその後が描かれ、世間から身を隠しながら生きる純(ディーン・フジオカ)と、純を追いかけ続ける涼介(井浦新)。
ついに対峙(たいじ)する2人の男。
30年にわたる旅路に打たれる衝撃的な終止符が・・・。
彼らを取り巻いてきた人々の思いを紡ぐ希望の光はそこにあるのか・・・。
そして感動のクライマックス!
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